1998年の国内調査によると、癌治療病院では癌の終末期患者の80%に1500mL/日程度の輸液が行われていた。だが最近では、「癌の専門医から紹介されてくる患者に投与されている輸液量は、徐々に減っている。全体として、少ない方がよさそうだという流れになっているのではないか」。聖隷三方原病院(静岡県浜松市)緩和支持治療科部長の森田達也氏は、終末期の輸液事情についてこう話す。

終末期患者への輸液―それだけではQOLは改善しないの画像

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