2001年、社会保険都南総合病院の皮膚科で部長を務めていた、当時58 歳の幾瀬伸一氏は、「さて、どうしたものか」と考え込んだ。病院に移転の話が持ち上がり、その際、収益性の高い内科、外科、整形外科のみを残して、それ以外の眼科、耳鼻科、泌尿器科、皮膚科を閉鎖するという方針が病院側から各科の医師たちに言い渡されたからだ。

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