古くから、急性薬物中毒患者にルーチンで行われてきた胃洗浄。「胃に残っている物質を洗い流せば患者の予後は改善するだろう」と信じられてきたのだが、近年、その適応を絞る施設が目立つようになってきた。胃洗浄の臨床的意義は少ないとする欧米のコンセンサスを受けた変化で、「胃洗浄を行わなくなって死亡率が高まったということはなく、むしろ合併症が減ったように思う」と北里大病院救命救急センター医局長の上條吉人氏は語る。

「急性中毒に胃洗浄」を見直せの画像

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