SARSや鳥インフルエンザの世界的な流行を背景に、日本でも多くの自治体が新型インフルエンザ流行時の対応計画を策定・公表している。ワクチンや抗ウイルス薬の確保が重要であることはもちろんだが、流行時に大きな懸案になると予想されるのが、重症者を収容する病床の確保と運用だ。本稿では、ハーバード大学HHIリサーチフェローの永田高志氏が、後者の問題について、米国でも医療・公衆衛生に対する関心度が高いマサチューセッツ州の行動計画を取り上げ、災害医療の観点から解説する。

米マサチューセッツ州の新型インフルエンザ対策の画像

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