発症時はかゆみを伴う紅斑が主症状で、湿疹や虫刺されなどの一般的な皮疹に見えるが、適切な治療が遅れると急激に重症化し、大型の水疱が次々に出現する――。これが最近、患者の増加が指摘されている、水疱性類天疱瘡の病態だ。水疱性類天疱瘡は、緊満性で大型の水疱(写真1)を特徴とする自己免疫性の皮膚疾患で、70〜90歳が好発年齢。従来はまれな疾患とされてきたが、高齢人口の増加に伴い、特に高齢者の多い病院や介護保健施設で患者が散見されるようになってきている。

増える「水疱性類天疱瘡」を見逃すなの画像

ログインして全文を読む