本文は、2015年3月6日に公表された「群馬大学医学部附属病院 腹腔鏡下肝切除術事故調査報告書」(以下、群大報告書)に関する論評であり、各症例に対する医学的な論評ではありません。群馬大学医学部附属病院(以下、群大病院)の腹腔鏡下肝切除術事故調査委員会(以下、群大事故調)と同様の事故調査手法、そして群大病院と同様の対応を行うことが、医療安全の最大の妨げとなり、医療安全に対する姿勢の欠如を公にするだけであることを、今後、医療安全を目的とする院内事故調査委員会を設置される医療機関に対して注意喚起することが、本文の目的です。 

群馬大病院腹腔鏡事故の事故調査手法は「べからず集」の大典であるの画像

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