政府の社会保障改革に関する集中検討会議(以下、集中検討会議)は6月2日、「社会保障改革案」(以下、適宜「この改革案」)をとりまとめました。与謝野馨担当大臣は、これをベースにして、6月中に政府の改革案を正式決定する意向のようですが、同日に菅直人首相が辞任の意志を表明して以降政局が混迷を極めていることを考慮すると、それが実現するか否かは不透明です。そのため、本稿ではこの改革案の実現可能性の検討は行わず、医療改革部分を中心にして、従来の政策との異同に焦点を当てながら検討します。

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