「発達障害」はもともと児童精神医学における概念であったが、ここ数年は「大人の発達障害」、その中でも知的な遅れを伴わない高機能の広汎性発達障害が注目されるようになってきた。多くの場合は、ただ「少し変わっている」と思われる程度で、その特性(発達の凸凹)に気付かれないまま成長しているケースがある。しかし、次第に本人の特性が理解されない環境の中で生きづらくなり、自己評価の低下から2次的に精神障害を発症し(2次障害)、大人になって初めて精神科を受診するケースが増えている。

発達障害の概念が精神科医療を変えるの画像

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