先月の配信では、グリベックという抗がん剤に関する患者の費用負担の問題を取り扱いました(2009.8.26「お金がなくてがん治療が受けられない」(上)(下))。その際にも書きましたが、この問題の本質は、財政上の理由から患者の自己負担割合をどんどん引き上げる一方で、その自己負担に限度額を設ける高額療養費還付制度には抜本的な手を入れてこなかった政治や行政の不作為にあると思われます。

ドラッグラグの本当の理由―日本の薬の値段は高いのか?―の画像

ログインして全文を読む