前回の配信で、慢性骨髄性白血病(CML)の特効薬であるグリベックの患者負担の問題を紹介させて頂きました。一昨年来の経済危機が、高度成長期(昭和48年)に創設された高額療養費還付制度の問題点を顕在化させました。私たちの研究室の田中祐次たちが調べたところ、慢性骨髄性白血病患者の世帯総所得は2000年の508万円が、2008年には400万円に減少しています。

お金がなくてがん治療が受けられない(下)の画像

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