薬礼という言葉があります。むかしむかし日本では、医者の診察自体は無料で、その携える薬のみにお金を支払ったと考えたことを指す言葉のようです。戦国時代から江戸時代初期の名医として知られる甲斐の永田徳本が「甲斐の徳本、一服十八文」と称えながら、牛の背に乗り諸国を漫遊したという伝説に、その一端を知ることができます。

処方箋と訪問診療の画像

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