業務上過失致死傷罪などの過失犯は、過失により結果(人を死傷させること等)を生じさせることにより成立するが、ここに過失とは、行為者が自らに課せられた注意義務に違反することをいう。この注意義務は、具体的内容として、結果の発生を予見すべき義務(結果予見義務)と結果の発生を回避すべき義務(結果回避義務)の二つに分けることができる。

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