1999年8月16日の朝、小児科医だった夫の中原利郎は真新しい白衣に着替えて、勤めていた病院の屋上から身を投げました。享年44歳でした。亡くなる6ヶ月前には、6人いた医師が3人に減ったこともあって、月に8回当直し完全な休日は2日といったような働き方をしていました。管理職になって採算のことも考えねばならず、精神的にも肉体的にも疲れきった様子でした。

過重労働の医師を病院は守れるのかの画像

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