現在、日本の輸血患者数は100万人以上。国民の100人に1人は輸血していることになります。たとえば国民の3分の1ががんで亡くなる時代ですが、輸血が最も必要とされるのもがん患者で、輸血血液の45%が使用されています。このように身近な輸血医療の安全性について、昨年来より国民意識が変わってきました。安全な血液製剤の安定供給が急務の課題となると同時に、5年先10年先の血液供給について、安全面と資源の確保という観点から対策を講じる必要に迫られています。

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