感染性心内膜炎の“本来”の第一選択薬は、合併症までをカバーできるクロキサシリンという薬剤でした。「でした」としたのは、すでに日本でのクロキサシリンの販売が中止されてしまったからです。つまり、「国内で感染性心内膜炎の第一選択薬が手に入らず、これまで可能だった治療ができない」という状態なのです。これは、とても憂慮すべきことです。

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