今回の議論から見えてきたのは、「風邪症候群」のとらえ方が、先生方により異なっていることだ。その理由は、おそらく、先生の経験・知識・理解のレベルによったものだと思われる。例えば、「多くの疾患群で構成されており、その違いを認識して、個別に対応する必要がある」というお考えや、「風邪は風邪!細かく区別しても意味がない! 一括して抗菌薬を処方する」という定義などだ。こうした認識の違いによっては、診療のあり方がずいぶん違ってくるはずである。

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