米国Washington大学St. Louis校のMario Castro氏らは、標準治療を実施してもコントロール不良の12歳以上の喘息患者を対象に、デュピルマブまたはプラセボを追加する二重盲検のランダム化対照試験を行い、デュピルマブが年間重症増悪率を低下させ、肺機能を向上させていたと報告した。詳細は、NEJM誌電子版に2018年5月18日に掲載された。

 デュピルマブはインターロイキン-4受容体のαサブユニットに対する完全ヒトモノクローナル抗体で、インターロイキン-4とインターロイキン-13のシグナリングを阻止し、2型炎症反応を抑制する。この薬は既に、中等症から重症のアトピー性皮膚炎を対象に承認されている。そこで著者らは、コントロール不良の喘息患者を対象に、デュピルマブの有効性と安全性を検討するフェーズ3 LIBERTY ASTHMA QUESTを計画した。

 組み入れ対象は、12カ月以上にわたって喘息が持続している12歳以上の患者。さらに、中用量から高用量の吸入ステロイドと2種類までの長期管理薬(長時間作用性β刺激薬またはロイコトリエン受容体拮抗薬など)を使用しており、気管支拡張薬使用前の1秒率(FEV1)が予測正常値の80%以

デュピルマブはコントロール不良の喘息に有望の画像

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