血管内血栓除去術を受ける予定の急性脳梗塞患者に対する血栓溶解療法には、アルテプラーゼが用いられることが多い。オーストラリアRoyal Melbourne HospitalのBruce C.V. Campbell氏らは、アルテプラーゼとテネクテプラーゼの再灌流効果を比較するランダム化対照試験を行い、テネクテプラーゼの方がアウトカムが良好だったと報告した。結果はNEJM誌2018年4月26日号に掲載された。

 テネクテプラーゼは、遺伝子組み換え型の組織プラスミノーゲン活性化因子で、アルテプラーゼよりもフィブリン親和性が高く、半減期が長く、ボーラス投与が可能であり、血管の再灌流率を高められる可能性がある。著者らは、血管内血栓除去術を受ける予定の急性脳梗塞の患者を対象に、アルテプラーゼとテネクテプラーゼの有効性を比較するオープンラベルの臨床試験EXTEND-IA TNKを計画した。

 2015年3月から2017年10月まで、オーストラリアの12施設とニュージーランドの1施設で患者登録を実施した。組み入れ対象は、発症から4.5時間以内で、CT血管造影で内頸動脈・脳底動脈・中大脳動脈のいずれかに閉塞があり、発症から6時間以内に血

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