毛細血管内皮細胞の表面に発現している蛋白質GPIHBP1(glycosylphosphatidylinositol anchored high density lipoprotein binding protein 1)は、組織間隙に存在するリポ蛋白質リパーゼ(LPL)に結合して、これを毛細血管内腔の作用部位に送達し、LPLによる血中トリグリセリドの分解を促進する。GPIHBP1を測定するELISA法の開発を進めていた米California大学Los Angeles校のAnne P. Beigneux氏らは、重症高カイロミクロン血症患者の中に、GPIHBP1に対する自己抗体を保有する患者がいて、免疫抑制療法の対象になる可能性があると報告した。詳細は、NEJM誌電子版に2017年4月5日に掲載された。

GPIHBP1自己抗体は重度の高脂血症を起こすの画像

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