米国では数年前から、ゲノム配列に基づいて様々な疾患の生涯リスクを予測する検査が消費者向けに市販されている。これらの検査を受けた人は、結果に基づいて生活習慣を変えるのだろうか。また、リスク予測を見て苦悩することはないのだろうか。そうした疑問を持った米Scripps Research InstituteのCinnamon S. Bloss氏らは、実際に検査を受けた米国人を追跡し、検査結果が与える影響を調べた。その結果、受験者の日常生活にはほとんど影響が及ばないことが明らかになった。論文は、NEJM誌電子版に2011年1月12日に掲載された。
記事一覧
海外論文ピックアップ NEJM誌より
NEJM誌から ゲノム検査で疾患リスクを知っても生活習慣は不変
2011/1/31
新規に会員登録する
会員登録すると、記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。