生命を脅かす出血に対する遺伝子組換え活性型第VII因子製剤(rFVIIa)(商品名ノボセブン)の適応外使用に、高い関心が向けられている。懸念されるのは、血栓塞栓症リスクが明らかでないことだ。そこでオランダAmsterdam大学のMarcel Levi氏らは、これまでに行われたすべての無作為化試験のデータを利用してrFVIIa群と偽薬群の血栓塞栓症の発生率を調べた。その結果、血栓塞栓イベント全体のリスクには有意な差はないが、動脈血栓塞栓症のリスクはrFVIIa群において偽薬群よりも有意に高まること、特に高齢者でリスク上昇が大きいことが明らかになった。論文は、NEJM誌2010年11月4日号に掲載された。

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