一般人が心肺蘇生(CPR)を行う場合、人工呼吸は必要なのか。人工呼吸を行うことによって胸骨圧迫が中断されるが、不利益はないのか。米国とスウェーデンの研究グループは、それぞれ別個に院外心停止者を対象とする無作為化試験を行い、救急車の要請をしてきたバイスタンダーによるCPRは、胸骨圧迫のみでも、人工呼吸を併用しても、患者の生存に対する影響に差はないことを明らかにした。2本の論文はNEJM誌2010年7月29日号に報告された。

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