口腔咽頭癌の一部はハイリスクのHPV(主にHPV-16型)の感染が原因で発生するが、HPV陽性の口腔咽頭扁平上皮癌は予後良好と考えられている。そこで、米Texas大学M.D. Anderson癌センターのK. Kian Ang氏らは、放射線治療に関する無作為化試験に登録された頭頸部腫瘍の患者を後ろ向きに調べて、実際に、口腔咽頭扁平上皮癌において、HPV感染陽性は全生存と無増悪生存の強力かつ独立した予測因子であることを明らかにした。論文は、NEJM誌電子版に2010年6月7日に掲載された。

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