1型糖尿病患者にとって、腎症と網膜症は重大な合併症だ。レニン-アンジオテンシン(RA)系を阻害する薬剤を早い段階から投与すれば、これら合併症の進行を遅らせることができるのではないかと考えた米国Minnesota大学のMichael Mauer氏らは、血圧と尿中アルブミン排泄量が正常な患者を対象に、5年間の無作為化試験を実施した。この結果、介入は腎症の進行には影響を与えないものの、網膜症の進行は遅らせることが明らかとなった。詳細は、NEJM誌2009年7月2日号に報告された。

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