小児の喘鳴エピソードの約8割が上気道感染に起因する。では、喘鳴を繰り返す小児が上気道感染の徴候を示した時点で高用量の吸入ステロイドを投与すれば、喘鳴エピソードを軽くすることができるのだろうか。カナダMontreal大学のFrancine M. Ducharme氏らは、喘鳴を繰り返す小児に対し、高用量のフルチカゾンを予防的に投与する無作為化試験を実施。主要エンドポイントである経口ステロイドのレスキュー使用の頻度については偽薬群との間に有意差を認めたものの、成長抑制などのリスクの存在も明らかとなり、「現時点ではこうした予防策は推奨されない」と結論した。詳細は、NEJM誌2009年1月22日号に報告された。

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