厳格な血糖管理によって糖尿病患者の合併症リスクが低下した後に、通常の管理に戻しても、その臨床利益は持続するのだろうか。1977年に英国で始まった長期的な臨床試験UKPDSでは、2型糖尿病患者に診断直後から厳格な血糖管理を行うと、食事療法のみの場合に比べて細小血管疾患リスクなどが有意に低下することが示された。英National Institute of Health Research (NIHR) のRury R. Holman氏らは、試験終了時からさらに10年間患者を追跡。厳格管理群では、10年後の時点でも、細小血管疾患リスクのみならず、心筋梗塞、全死因死亡リスクなどが有意に低いことを示した。詳細は、NEJM誌電子版に2008年9月10日に報告された。

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