健康被害をもたらす大気汚染、特に粒子汚染の環境から、空気がきれいな環境への転居は、肺機能への害を弱めることが小児を対象とした研究で示されているが、成人についても同様の効果が見られるのだろうか。スイスBasel大学のSara H. Downs氏らは、平均年齢41歳の成人を11年間追跡し、環境に存在する粒径10μm未満の粒子状物質(PM10)が減少すれば加齢による肺機能低下は緩やかになることを示した。詳細はNEJM誌2007年12月6日号に報告された。

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