極細粒子ベクロメタゾン+フマル酸ホルモテロール+グリコピロニウム(BDP/FF/G)の3剤併用、またはインダカテロール+グリコピロニウム2剤併用(IND/GLY)を、1つの吸入器を用いて投与するレジメンを、中等症から重症の慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者に適用し、52週間の増悪率を比較した二重盲検のランダム化対照試験TRIBUTEを実施したイタリアFerrara大学のAlberto Papi氏らは、3剤併用の方が増悪率が低かったと報告した。結果はLancet誌電子版に2018年2月3日に掲載された。

 COPD患者に、吸入ステロイド、長時間作用性ムスカリン受容体拮抗薬、長時間作用性β2刺激薬の3剤を併用する治療は、日常診療では広く用いられているが、気管支拡張薬2剤を併用した場合とリスクとベネフィットを直接比較したエビデンスは少ない。特に、複数の薬を1つの吸入器によって投与するレジメンの影響を直接比較した研究は行われていなかった。

 そこで著者らは、1つの吸入器で3剤(BDP/FF/G)を投与するレジメンと、1つの吸入器で2剤(IND/GLY)を投与するレジメンを中等症から重症のCOPD患者に適用し、52週間の増悪率を比較するTRIBUTE試験を計画し

3剤併用療法がCOPD患者の増悪を減らすの画像

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