主に中東で患者が発生している新型コロナウイルス(MERS-CoV)の特徴が徐々に明らかになってきた。仏Lille大学のBenoit Guery氏らは、フランスの病院に入院した患者2人を対象にウイルス学的分析を行い、MERS感染の確認には下気道標本が適していること、潜伏期間は9〜12日であることを示し、Lancet誌電子版に2013年5月30日に報告した。また、サウジアラビア保健省のZiad A. Memish氏らは、サウジアラビアで発生した家族内感染例について分析し、発症当初に患者と接触した人々に発症は見られなかったことをNEJM誌電子版に2013年5月29日に報告した。

ログインして全文を読む