急性冠症候群の患者に冠動脈造影検査を行う際、大腿動脈からのアプローチと橈骨動脈からのアプローチでは、臨床転帰への影響は異なるのだろうか。この疑問に基づき無作為化試験を行ったカナダMcMaster大学のSanjit S Jolly氏らは、どちらのアプローチを用いても30日時点の死亡や心筋梗塞、脳卒中などを合わせた複合イベントの発生率には差はないが、主要な血管合併症は橈骨動脈アクセスの方が有意に少ないことを明らかにした。論文は、Lancet誌電子版に2011年4月4日に掲載された。

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