妊娠中の母親から胎児へ移行した麻疹抗体が感染防御に必要なレベルを保つ期間は、母親に麻疹の自然感染歴がある場合は約4カ月、幼児期にワクチン接種歴があるだけの場合は約1カ月―。そんな前向き研究の結果を、ベルギーAntwerp大学のElke Leuridan氏らがBMJ誌2010年5月22日号に報告した。麻疹の感染防御にはワクチン接種が欠かせないが、今回得られた結果は、ワクチン接種年齢に達しない乳児の多くが、免疫のない状態にあることを明らかにした。

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