高血圧患者における心血管イベントリスク上昇と、降圧薬を用いた治療によるリスク低減を予測するために、現在用いられているのは通常血圧という概念だ。この概念に、英John Radcliffe病院のPeter M Rothwell氏は異論を唱えた。脳卒中の場合、受診ごとに測定した血圧の変動が大きいほどイベント発生リスクは大きく、血圧を安定化する降圧薬を用いると脳卒中リスクが低減したという。Lancet誌2010年3月13日号に、2本の論文と、同氏自身の手によるレビューが掲載された。  

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