糖尿病性網膜症を予防するには厳格な血糖管理が必要だが、実践は容易ではない。これまでに行われた研究で、レニン・アンジオテンシン系阻害薬が糖尿病性網膜症の予防に有効である可能性が示されていたが、網膜症を主要エンドポイントとして評価した研究はなかった。そこで著者らは、アンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)のカンデサルタンが糖尿病患者の網膜症に与える影響に焦点を当てたDIRECT試験を実施した。この結果、主要エンドポイントは達成できなかったものの、カンデサルタンは一部の患者に有効であることが示唆された。

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