カナダMontreal大学のWei Guang Bi氏らは、妊娠中のビタミンD補充が子どもの健康に与える影響を調べたランダム化対照試験(RCT)を抽出して系統的レビューとメタアナリシスを行い、ビタミンDは胎児や乳児の成長を促進し、2000IU/日以下の用量であれば、胎児死亡新生児死亡のリスクも減少していたと報告した。結果はJAMA Pediatrics誌電子版に2018年5月29日に掲載された。

 脂溶性ビタミンであるDは、カルシウムの吸収、代謝、骨の健康などにおいて重要な役割を果たしている。しかし、これまでに行われたRCTでは、妊娠中のビタミンD補充が子どもの健康を改善するかについて一貫した結果は得られていなかった。そこで著者らは、妊娠中のビタミンD補充が子どもにもたらす影響を明らかにするために、系統的レビューとメタアナリシスを行った。

 PRISMAガイドラインに従い、2017年10月31日までに、Medline、Embase、コクランレビューに登録されていた研究の中から、妊娠中のビタミンD補充と子どもの健康を調べていたRCTで、400IU/日を超えるビタミンD投与歴のない健康な妊婦を対象に、生まれた子どもの成長、合併症、

妊娠中のビタミンD補充は子の成長を支えるの画像

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