閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)に対する持続陽圧呼吸(CPAP)の適用が、性生活の質に及ぼす影響を調べる前向きコホート研究を行った米国Washington大学のSebastian M. Jara氏らは、CPAPの使用でコホート全体の性生活の質が有意に向上したが、サブグループ解析では、女性のスコアが有意に改善していたが、男性のスコアは差がなかったと報告した。結果はJAMA Otolaryngol Head Neck Surg誌電子版に2018年5月24日に掲載された。

 OSAは、勃起不全、膣潤滑液減少といった性機能の低下や、性欲の低下、性行為の頻度の減少を引き起こし、性生活の質の低下につながることがある。OSAに対する治療法の第1選択であるCPAPは、性生活の質を向上させる可能性があり、これまでに行われた研究では、CPAPが男性患者の性機能を改善させパートナーとの親密度を高めることが示唆されていた。しかし、女性患者にCPAPがもたらす利益に関する情報は限られていた。

 そこで著者らは、男女のOSA患者を対象に、CPAPの長期継続と性生活の質の関係を明らかにするための前向きコホート研究を計画した。元の研究は、鼻甲介切除術がCPAPによるOSAの

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