グリーソンスコアが9〜10の限局性前立腺癌の最適な根治的治療を探すために後ろ向きコホート研究を行った米California大学Los Angeles校のAmar U. Kishan氏らは、外部放射線照射療法(EBRT)+小線源療法(BT)+アンドロゲン遮断療法が、根治的前立腺摘除術(RP)やEBRT+アンドロゲン遮断療法に比べ、前立腺癌特異的死亡率を低下させていたと報告した。結果はJAMA誌2018年3月6日号に掲載された。

 ハイリスクの前立腺癌患者(PSAが20ng/mL超で、グリーソンスコアが8〜10、または病期分類でT3以上)の標準治療の選択肢は、根治的放射線治療とアンドロゲン遮断療法の併用、またはRPとなっている。放射線治療には、外照射療法(EBRT)と、EBRT+小線源療法(EBRT+BT)がある。

 前立腺癌のうちグリーソンスコアが9〜10の患者が占める割合は7〜10%に留まるため、治療法の有効性の差を検出可能なサンプル数を確保するには、複数の施設の協力が欠かせない。そこで著者らは、米国の11施設とノルウェーの1施設が参加するコホート研究を計画した。

 対象は12カ所の三次医療施設で、2000〜13年に根治的

グリーソンスコアが9〜10症例の治療成績比較の画像

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