突発性感音難聴(SSNHL)とメタボリックシンドロームの関係について調べた韓国慶熙大学校のSu Young Jung氏らは、メタボリックシンドロームを構成する5つの要因のうち4項目以上に該当する人は、SSNHLからの回復率が有意に低く、予後不良の指標になり得ると報告した。詳細は、JAMA Otolaryngol Head Neck Surg誌電子版に2018年2月15日に掲載された。

 SSNHLは、72時間以内に実施した3回の純音聴力検査で、いずれも30dBを超える感音難聴があった場合と定義される。主な原因は、ウイルス感染や血管疾患で、そのほか、自己免疫病、遺伝性の素因、聴神経腫瘍、頭部外傷などによって発症する場合もある。

 メタボリックシンドロームは、高血糖または糖尿病、高血圧、肥満、トリグリセリド値の上昇、HDL-c値の低下という5項目のうちの3項目以上が該当する場合、と定義される。SSNHLの原因の一つが微小血管障害に関連があると考えられ、SSNHLは心血管イベントの家族歴がある人々に多いことなどが報告されているが、メタボリックシンドロームの有無とSSNHLの発症や予後の関係は、これまで明らかではなかった。そこで著者らは、メタボリックシ

メタボ患者は突発性感音難聴の予後が悪いの画像

ログインして全文を読む