乳癌歴がある患者とそうでない女性に対する、MRIを用いた乳癌スクリーニングの利益と害を、マンモグラフィーと比較した米Kaiser Permanente Washington Health Research InstituteのDiana S. M. Buist氏らは、現状ではマンモグラフィーを上回る利益は示唆されず、MRIスクリーニングは支持されなかったと報告した。結果はJAMA Intern Med誌電子版に2018年2月12日に掲載された。

 マンモグラフィーは、乳癌による死亡率を低らすエビデンスが示されている唯一の検査法だ。しかし、偽陽性判定を受けた女性は、さらなるイメージングと侵襲的な生検を受けることになり、過剰診断が増える危険性もある。一方米国では、乳癌歴がある女性には1年1回、マンモスクリーニングを受けることが推奨されているが、そうした女性の乳癌の35%は、スクリーニングの合間に診断されているため、利益と害のバランスがより良好なスクリーニング戦略を求める声は根強い。

 これまで、乳癌歴がある女性とない女性に対する、MRIを用いた乳癌スクリーニングの有用性に関するエビデンスはほとんどなかった。そこで著者らは、乳癌歴あり/なし女

MRI乳癌スクリーニングは推奨されないの画像

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