前方循環の大血管閉塞による急性脳梗塞で、発症から6時間未満の患者は血管内治療(EVT)の対象とみなされるが、最適な麻酔法は明らかではなかった。デンマークAarhus大学病院のClaus Z. Simonsen氏らは、全身麻酔(GA)と意識下鎮静(CS)を比較するランダム化試験を行って、CSの方が成績が良いという仮説を否定した。結果は、JAMA Neurology誌電子版に2018年1月16日に掲載された。

 これまでに行われた観察研究では、CSに比べGAの成績が不良だと報告していたが、より重篤な患者にGAが適用される選択バイアスを否定できなかった。また、CSとGAの転帰への影響を比較した2件のランダム化試験では、一致する結果は得られていなかった。

 EVTに用いた麻酔の種類が脳梗塞の治療成績に及ぼす影響を評価するために、著者らはオープンラベルの臨床試験GOLIATHを単一施設(Aarhus大学病院)で実施した。参加者は2015年3月12日から2017年2月2日まで組み入れを行った。対象は18歳以上の急性脳梗塞疑い患者、または1次脳卒中センターからの紹介患者で、前方循環の大血管に閉塞があり、発症から6時間以内という条件を満たした場合。受診時に挿管されており、グラスゴー・コーマ・ス

脳梗塞の血管内治療は全身麻酔で問題ないの画像

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