米North Dakota大学のAlexis L. Hanson氏らは、もし急性単純性虫垂炎になったら、腹腔鏡手術開腹手術抗菌薬治療のいずれを希望するか、ウェブサイトによるインターネット経由の調査を行い、治療法選択の理由も調べた。その結果、腹腔鏡手術を選ぶ人が最も多く抗菌薬治療を選択する人はわずかであること、治療の失敗や再発の可能性が低ければ、人々は抗菌薬治療を考慮することが示唆された。結果は、JAMA Surgery誌電子版に2018年1月10日に掲載された。

 急性の単純性虫垂炎患者に対して、抗菌薬治療が外科的な治療の代替になるかどうかを検討した研究は複数行われているが、それらの中に患者の価値観を考慮したものはほとんどない。そこで著者らは、虫垂炎の患者が治療選択時に患者がどのような点を重視するのかを評価するため、また抗菌薬治療への関心が高い患者の特性を同定するために、匿名のオンライン調査を行った。この調査で抗菌薬を選択した人の割合は少なかったため、次に著者らは、面接調査による感度分析を行い、抗菌薬治療の選択にかかわる要因を探した。

 ウェブ調査は、ソーシ

患者が急性虫垂炎の治療法を選ぶ理由を調査の画像

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