中国National Human Genetic Resources CenterのYuan-yuan Wang氏らは、中国全体の大気汚染レベルと早期産の関係を検討するコホート研究を行って、直径1μm以下の微粒子PM1の曝露量が多い地域に住んでいる妊婦は、早期産のリスクが上昇していたと報告した。結果はJAMA Pediatrics誌電子版に2018年1月2日に掲載された。

 豪州、カナダ、英国、米国、韓国、スペイン、中国などで行われた複数の研究が、大気粉塵(Airborne Particulate Matter: APM)と早期産リスクの上昇の関係を示していた。しかし、それらのほとんどが、PM10やPM2.5の曝露について検討しており、また、観測場所の近隣に済む人々のみを対象に行われていた。

 著者らは今回、PM1と早期産の関係について検討するために、中国全土で行われたNational Free Preconception Health Examination Project(MFPHEP)で収集されたデータを用いて、コホート研究を実施した。今回の分析には、30省の344の県級市のうちの324で得られた情報を用いた。妊婦の自宅住所における各週のPM1濃度は、衛星観測データ、気象データ、土地利用データなどに基づいて推定した。

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妊婦のPM1曝露も早期産リスクを上昇させるの画像

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