ミルクシスル(和名オオアザミ)抽出物であるシリマリンには肝臓保護作用があるといわれており、米国では慢性の肝疾患患者が広く使用している。米North Carolina大学のMichael W. Fried氏らは、インターフェロン(IFN)ベースの治療が奏効しなかった慢性C型肝炎ウイルス(HCV)感染者の肝疾患の活動性に対するシリマリンの影響を調べるために、二重盲検の多施設無作為化試験SyNCHを実施した。高用量のシリマリンを24週間投与したこの試験では、患者の血清ALT値とHCV RNAレベルに有意な変化は見られず、シリマリンの利益は認められなかった。論文は、JAMA誌2012年7月18日号に掲載された。

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