一般住民が食塩の摂取量を減らせば、心血管イベントは減るのではないかと考えられている。だが、ベルギーLeuven大学のKatarzyna Stolarz-Skrzypek氏らは、この定説に疑問を投げかける長期的な大規模研究の結果を、JAMA誌2011年5月4日号に報告した。著者らはこの論文で(1)24時間蓄尿中のナトリウム排泄量の増加に伴って収縮期血圧は上昇するが、拡張期血圧には影響は見られないこと、(2)ナトリウム排泄量が少ないほど心血管死亡リスクは高いこと、(3)ナトリウム排泄量と心血管イベントリスクの間には有意な関係はないこと、などを報告している。

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