近年、制酸薬の使用が増加している。特に、入院患者に対する投与が増えているが、それらの多くは適切な適応とは言いがたい状況だ。米国Beth Israel Deaconess Medical CenterのShoshana J. Herzig氏らは、前向きの薬剤疫学コホート研究を行い、入院患者に対する制酸薬の投与が院内感染肺炎のリスクを1.3倍に高めること、リスク上昇はプロトンポンプ阻害薬(PPI)で有意であることを示した。詳細は、JAMA誌2009年5月27日号に報告された。
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海外論文ピックアップ JAMA誌より
JAMA誌から 入院患者への制酸薬投与で院内肺炎が1.3倍 米国での前向き薬剤疫学コホート研究の結果
2009/6/11
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