冠疾患患者のうつ症状は有害な心血管リスク上昇に関係することが知られているが、その機序は明らかではなかった。そこで、米San Francisco退役軍人医療センターのMary A. Whooley氏らが前向きコホート研究を行ったところ、冠疾患患者にうつ症状があると、その後の心血管イベントリスクは1.5倍になるが、身体活動量低値を含む行動要因で調整すると、リスク上昇は認められなくなることを明らかにした。これは、うつ症状のある患者が運動を中心とする行動改善に取り組めば、心血管イベント発生を予防できる可能性を示唆する。詳細はJAMA誌2008年11月26日号に報告された。

ログインして全文を読む