吸入抗コリン薬は、慢性閉塞性肺疾患(COPD)の患者に広く適用されているが、近年、臭化イプラトロピウムがCOPD患者の心血管リスクを幾分か上昇させるという報告がなされている。そこで、米Wake Forest大学のSonal Singh氏らが、抗コリン薬(臭化イプラトロピウムまたは臭化チオトロピウム)と心血管リスクの関係を調べるために系統的レビューとメタ分析を行った。その結果、抗コリン薬を使用しているCOPD患者では、対照群に比べて心血管リスクが58%高まることが明らかになった。6カ月を超えて使用した群では、リスク上昇は73%に上った。詳細は、JAMA誌2008年9月24日号に報告された。

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