2年に1度の日本医師会の役員選挙が2018年6月23日、日本医師会館で開かれ、現職会長の横倉義武氏が4選を果たした。羽田春兔氏と坪井栄孝氏の4期8年に並ぶ長期政権となるが、水面下で次期会長選に向けた動きもちらつく。


 6月23日、横倉氏は塩見俊次氏(奈良県)を328票対19票(白票・無効20票)で圧倒、日医会長に再任された。6年前に原中勝征氏を破って当選して以来、自民党の安倍晋三政権とのパイプを生かして、社会保障費の削減が叫ばれる中、診療報酬の改定でも本体部分ではかろうじてプラス改定を勝ち取るなどの手腕が評価された。

 かつて4期8年(1996〜2004年)に渡って日医会長を勤めた坪井氏は晩年、「1期目は前執行部を引き継ぎ、2期目に何をするか模索し、3期目に自分の色が出る。そして4期目は、向かうところ敵なしってとこかな」と語った。日医会長として運営に自分の色を出せるのは、3期目以降らしい。

 確かに横倉氏が初当選した6年前の所信表明を読み返してみると、なんとも覚束ない。持論である地域医療の重要性を説いてはいるのだが、「地域医療を充実させるには、どうすればいいのか」と問いながら、答えを出

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