循環器疾患では、ときに非生理的な速さの血流により過度のずり応力が生じる。その結果、血液凝固因子の1つであるフォンウィルブランド因子(von Willebrand factor;VWF)の分解が亢進し、消化管出血などの出血性イベントを起こすことがあるという。第81回日本循環器学会学術集会(3月17〜19日、開催地:金沢市)のパネルディスカッション「高リスク症例への抗血栓療法」で東北大学加齢医学研究所の堀内久徳氏は、「重症の大動脈弁狭窄症(AS)や肺高血圧症、肥大型心筋症、補助循環導入例などでは、このような後天性フォンウィルブランド症候群による止血異常に注意が必要だ」と指摘した

その消化管出血、本当に抗血栓薬が原因ですか?の画像

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