千葉大学は7月15日、バルサルタン(商品名ディオバン)を使った臨床研究VARTの不正を検証した最終報告書を公表した。追加調査で、2次エンドポイントの複数の項目で脱落率が60〜80%に及ぶことや、研究から独立すべきイベント評価委員会の委員が担当医として研究にかかわっていたことなどが発覚した。委員会は「再度の論文取り下げを勧告すべき」と結論付けた。さらに、論文の責任著者である小室一成氏(現在は東京大学循環器内科教授)が所属する東大にも調査結果を伝え、処分の検討を要請するよう求めた。

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