東大が中心となって行われたSIGN研究にノバルティス ファーマ社員が関与していた問題で、ノバ社の社外調査委員会が4月2日、報告書を公表した。調査で23項目の問題行為が確認されたが、データの信頼性に関わる改ざんなどは認められないと結論付けた。一方、ノバ社が副作用情報を入手しながら、厚生労働省に報告しなかったことについて「薬事法の報告義務に違反している恐れがある」と指摘した。調査委員長を務めた田辺総合法律事務所の原田國男氏は、「研究の企画段階からノバ社員が関与しながら、誰も止めようとしなかった。製薬会社丸抱えの研究と言っても過言ではない」と厳しく批判した。

東大のSIGN研究、「製薬会社の丸抱え」と批判の画像

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